推薦の言葉
中野善達/佐野短期大学特任教授・元筑波大学教授

1.聴覚障害者の手話表現
2.さまざまな手話の種類
3.手話表現における手話の使い分け
　1)Lucas&Valli(1990）の研究
　　(1)手話表現の使い分けについて
　　(2）手話の使い分けに影響している要因
　2）長南(1994）の研究
　　(1）手話表現の変化について
　　(2）使い分けに影響している要因
　3）岩田・菅井(1998）の研究
　　(1)手話表現の使い分けについて
　　(2）使い分けに影響している要因
　4）手話表現の使い分けに関するこれまでの研究のまとめ
4.現在の聴覚障害者の手話表現の特徴
　1）日本手話文法項目と日本語文法項目の使用頻度の比較
　2）手話と日本語表現の分析
5.手話の種類とその理解
6.第1章　のまとめと今後の課題
文献

1.手話の記憶に関する研究
2.手話とリハサル方略
3.聴覚障害者による手話と日本語の記憶過程とイメージの関係
4.第2章のまとめ
文献

1.はじめに
2.初語までの道のり
3.手話の初語はいつ出るのか
4.音を使わない手話の音韻獲得！？
　1）手型から見た手話言語の発達
　2）位置や運動から見た手話言語の発達
5.単語の形が変わる
　1)cLの獲得
　2）動調の屈折と位置の一致
6.「痛いときに痛い顔Jが手話の表情じゃない
　1）手話言語における非手指動作
　2）手話言語における指差し
7.おわりに・文献

1.はじめに
2.アイデンティティとは
3.一般の青年におけるアイデンティティ形成
4.聴覚障害児のアイデンティティ形成
5.ろう者・難聴者・中途失調者・人工内耳装用者
6.手話と聴覚障害者のアイデンティティ形成
　(1)アメリカにおけるろう者としてのアイデンティティ形成過程に関する研究
　(2）手話とろう社会・ろう文化、そしてアイデンティティ形成
　(3)日本における聴覚障害児者のアイデンティティ形成に関する研究
　　1）聴覚障害のある高校生のアイデンティティ形成に関する研究
　　2）高校卒業以降の聴覚障害者におけるアイデンティティ形成に関する研究
7.手話と聴覚障害者のアイデンティティ形成過程とその要因
　(1)教育環境
　(2)家族との相互関係
(3)コミュニケション・メディア
8.さいごに…引用・参考文献


第1節　第二言語としての手話一
　1.手話の学習と研究
　2.第二言語の学習
第2節　手話単語の学習過程
　1.音声言語との対連合学習
　2.被験者実演課題
　3.手話単語の属性
第3節　手話学習と記憶モデル
　1.短期記憶と長期記憶
　2.作動記憶モデル
　3.手話の作動記憶研究
第4節　手話学習における作動記憶の役割
　1.音韻ループの役割
　2.視－空間スケッチパッドの役割
　3.作動記憶研究から見た手話学習
第5節　手話学習者の知識ベース
　1.パイリンガル二重符号化モデル
　2.母語とイメージの二重符号化モデル
第6節手話の神経心理学的考察
引用文献

I.いい通訳者を規定する要因
II.手話通訳の種々の側面
　1.手話通訳実践技術と狭義の手話通訳技術
　2.手話通訳の種類
III.同時通訳の心理言語学的過程
　1.意味の理論
　2.Gerverの情報処理モデル
　3.Gillの努力モデル
百．同時通訳の技法
　1.音声同時通訳研究
　2.日本語手話同時通訳研究
v.通訳場面における相互作用
　1.1対1会話における発言の重なり
　2.医療場面の通訳における相互作用
　3.集団会話場面における場の調整技術
VI.手話通訳の特徴
VII.今後の課題
参考文献・注

1.「ことば」は与えられるものか？作り出すものか？
　1）中世以前の言語観
　2）ホームサインという「ことは」
　3）ホームサインについての疑問
2.ゼロから生まれる「ことば」
　1）聞こえない子どもの発するホームサイン
　2）ホームサインを自分のことばとして生きてきた高齢ろう者の事例184
3.ホームサインから手話言語へ
4.ジェスチャーもことばである！？
　1）聴者のジェスチャ191
　2）ジェスチャー・ホームサイン・手話言語
　3）ピジンとクレオール
5.おわりに
文献

あとがき
索引

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